since1961 gyokko-toen.
About us
1961年 梅原晴隆(初代)が常滑焼の工房を創業
1988年 梅原廣隆(二代目)が法人設立
2013年 梅原幸隆(三代目)代表取締役に就任
創立者である初代の頃より、常滑市に工房を構え常滑焼の製造・卸売を行っています。
また焼き物を身近に感じて頂くために陶芸体験教室を2001年にオープンさせ常滑焼を身近に体験してもらっています。
併設の直売所の店内には常滑焼が所狭しと並び焼き物を身近に楽しんでお買い物して頂いております。
「常滑焼」は、愛知県常滑市を中心に生産されている焼き物です。
かねてより茶器を得意とし、 特に朱泥の急須は全国的に有名です。常滑焼は千年の歴史を持つことから、日本六古窯の一つとして日本遺産にも認定されています。
常滑焼急須の一番の特徴は鉄分を多く含んだ陶土を使用している点です。その性質を活かして、鉄分を赤く発色させることを朱泥と言い、常滑焼を特徴付ける色の焼き物です。
常滑焼の急須は、鉄分がお茶の苦みや渋みをまろやかにすると言われていて現代でも愛用されています。
人と人との繋がりを大切にし、今の時代を生きる人たちにとってのニーズ合った新たな商品開発を目指しながら、長年培ってきた常滑焼の技術や伝統を継承し、常滑焼の魅力を伝えて参ります。
How to make kyusu
01.
急須は、部位ごとに成形していきます。胴体、ふた、取っ手、口と作っていきます。
1つ1つが手造りですので、いかに同じ物を作るかの技術が問われます。
02.
乾燥後、各部位に合わせ1つ1つ丁寧に仕上げをします。
常滑焼は無釉で土その物の肌合いですので、ここでの、仕上げが完成品に大きく影響します。
03.
全ての部位の仕上げ後、胴体に注ぎ口、持ち手などを付けていきます。
ここでは、お茶の茶切れが良くなるよう注ぎ口の角度、手に馴染んで持ちやすい持ち手の角度など、様々な面に気を遣い、培った経験の中で急須の形にしていきます。
04.
窯での焼成で1090度で12~13時間焼成します。
焼成後は、焼く前に比べ大きさが2回りほど小さくなります。
また、2度焼きをすることで、色の変化を持たせることも出来ます。
05.
左が焼成後、右が焼成前です。
急須ができるまでには、全部で40工程の作業があります。
朱泥土からは黒色・窯変・茶色など、様々な色に変化させる事が出来ます。
朱泥土の鉄分を還元させると黒色になり、温度の管理で様々な色に変化することが出来ます。
模様付けや色合い変化には、海藻を使うこともあります。伊勢湾に面している常滑市ならではの技法。
このように、元は一種類の陶土ですが、工夫次第で様々な表情を見せてくれるのも、常滑焼の魅力の一つだと考えています。
常滑焼の原料の朱陶土。
海藻で付けた模様です。
絵付けは全て手描きです。
Message of Ceo
代表取締役・伝統工芸士
Yukitaka Umehara
当社は、常滑市にある窯元です。
常滑焼を愛する皆様に支えられ、先代から始まり、2代目、3代目へと事業継承し今に至ります。
私たちは、急須造りを始めとした常滑焼全般を製造しております。
他にも、少しでも焼き物に興味を持って頂けるよう、陶芸教室を開催したり、地元の小学校で子供達へ向けた焼き物に関する知識・体験講座の講師をお任せいただいたりと、積極的に活動しております。
私たちはこれからも、今まで培ってきた伝統・技術・経験とノウハウ、そして独創性を活かし、時代とともに変化するニーズに対応して参ります。
今後も、多くのお客様のさまざまなご要望に応えて行きたいと思います。
Company
創業・設立
昭和63年1月27日
本社所在地
479-0823 愛知県常滑市奥栄町2丁目145番地 駐車場完備
代表取締役
梅原幸隆
事業内容
製陶業
電話番号
0569-35-2094
FAX
0569-35-6805
メールアドレス
営業時間
mon-fri 9:00―17:00
買い物を続ける